柑橘、農家の多様性を守り、良い形で産地を次世代へ継承したい
「より美味しい柑橘を食べてもらいたい!」そんな農家さんの想い、日々の品種改良などの努力から、一地域で温州みかんだけで35種類もの品種が生産されています。一方、流通システムの問題でそれらは1種類の温州みかん(有田みかん)として販売されています。
35種類それぞれ色や形、味に個性・魅力があるのにそれが全然伝わっていないのです。また、みかんだけでなく、八朔(はっさく)や不知火(しらぬい)といった雑柑(ざっかん)もなんと82種類もつくっているのですが、近隣地域のみで消費されていて、その存在もあまり知られていません。
皆様に推しの温州みかん、農家さんと出会っていただき、継続して応援して欲しいと願っています。そうすることで、柑橘、農家の多様性を守り、良い形で産地を次世代に継承したいと思っています。