STORY

Mikan Maniaが生まれた理由
  • 柑橘、農家の多様性を守り、良い形で産地を次世代へ継承したい

    「より美味しい柑橘を食べてもらいたい!」そんな農家さんの想い、日々の品種改良などの努力から、一地域で温州みかんだけで35種類もの品種が生産されています。一方、流通システムの問題でそれらは1種類の温州みかん(有田みかん)として販売されています。

    35種類それぞれ色や形、味に個性・魅力があるのにそれが全然伝わっていないのです。また、みかんだけでなく、八朔(はっさく)や不知火(しらぬい)といった雑柑(ざっかん)もなんと82種類もつくっているのですが、近隣地域のみで消費されていて、その存在もあまり知られていません。

    皆様に推しの温州みかん、農家さんと出会っていただき、継続して応援して欲しいと願っています。そうすることで、柑橘、農家の多様性を守り、良い形で産地を次世代に継承したいと思っています。

パッケージデザイン、ポストカードに込めた想い

  • Package design & Postcard

    江戸時代に和歌山県有田のみかんを船で江戸や全国に運んで売って巨万の富を築いた紀伊國屋文左衛門。冬にこたつでみかんを食べる日本独特の食文化、風習もこの頃に生まれました。

    一方、直近の温州みかんの国内消費量は最盛期の1/5と年々減少しています。「みかんを食べる食文化、風習を次世代に継承したい」「2025年の大阪万博をきっかけに、和歌山県有田の柑橘の美味しさを世界中に伝えたい」そんな想いで彼の浮世絵をモチーフにパッケージデザインを制作しました。

  • また、毎月柑橘と一緒に、江戸時代に和歌山や有田の名所が描かれた「紀伊国名所図会」のオリジナルポストカード(非売品)をお届けします。 どんなポストカードが届くかは、箱を開けてからのお楽しみ!

    このポストカードが、みなさんが和歌山や有田を訪れるきっかけとなれば嬉しいです。毎月異なるデザインでお届けしますので、ぜひコレクションしてくださいね。